「故郷、神戸の為に歌いたい」神戸のプレスリー。

少年の頃から洋楽や洋画が大好きだったというシゲオさん。プレスリーに夢中になり、ロックに傾倒。18歳にして、神戸のジャズ喫茶「月光」でステージデビューした。エルヴィスばりのアクションと音量豊かな歌唱がスカウトの目に留まり、プロ歌手の道へ。東京ではジャズ喫茶「アシベ」などに出演、好評を博すも家庭の事情もあり断念し帰郷。神戸での活動を再開し、クラブ「ナイト＆ディ」の専属歌手を経て、自ら開店したライブラウンジ「エルヴィス」で22年間毎夜歌い続けた。その後も、ライブバー「サラスバティ」を拠点にコンサートやイベントに出演。そのステージを見た作曲家の益田兼大朗さんから声がかかり「神戸ハーバー・ライト」でビクターから念願のＣＤデビューとなった。当時「64歳のメジャーデビュー」と話題になり、音楽活動の幅もさらに広がり「プロとして気持ちも新たにスタートした」という。今年秋には「歌人生50周年」の記念ライブも予定。どんな時もずっと歌い続けてきたシゲオさんのロックな人生は続く。
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