【神戸ひとマガジン】裕ちゃんを探せ！

夢のある洋服創りを50年

スーツとシャツのオーダーメイドの店『夢のある洋服を創る店 かねゆき』を父親とともに始めて50年。安価な既製服が増えた今でも、多くのファンが仕立てに訪れるという。時代の流れに沿い20年程前から、フルオーダーの手作り工程から、お客の採寸データと姿勢や体形などを考慮し、着る人のイメージに合うパターンオーダー作りの研究を重ね、工程の流れを変化させたという。店内の「魅せられる男の品格 服に体を合わせるより 体に服を合わせて 自信あふれる押し出し ソクラテス！！」の看板がお洒落感覚をくすぐる。最近は、神戸洋服のテーラー４店でつくる「神戸洋服倶楽部 匠の会」の会長として兵庫県の地場産業、高級綿の【播州織物】のブランド育成を兵庫県や西脇商工会議所とともに活動。播州織物のアンテナショップとして、生地の質と職人の技を合わせ、ブランド力の向上へ来年もさまざまな仕掛けを準備中だとか。