美味しい店には情がある

2013年秋号掲載

呑み処・喰べ処 海釣り【中央区】

舛山吉久さん(昭和21年生まれ)

舛山吉久さん

店名の通り、釣ったばかりの新鮮な海の幸が楽しめる居酒屋さん。ご主人の舛山さんは、毎週、自分の船で海釣りに出かけるという「海の男」だ。現在、所有の船がなんと8隻目。休日は天候と潮の流れを見ながら明石海峡や淡路に船を出す。「とにかく釣りキチだから、海にいる時間が一番楽しい」と日焼けした笑顔で語る舛山さん。メニューには、釣り上げた魚のほか、中央市場や浜坂・香住の漁港に足を運び、自ら選んで取り寄せた旬の魚介がずらり。刺身はもちろん、煮ても焼いても揚げても美味しい。脂がのった秋のおちハモや、コラーゲンたっぷりの冬の深海魚ババアなど、珍しい味も舛山さんのおすすめ。ぜひご賞味あれ。

毎日、とれとれの魚が味わえ、リーズナブル価格も魅力。今日のオススメは舛山さんに聞いてみて。

岩牡蠣、わたりカニ、伊勢エビ…ショーケースには、様々な種類の魚介が並ぶ。

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