2015年冬号掲載
藤原 守さん(昭和26年生まれ)・弘法さん(昭和57年生まれ)
ビバタウン板宿の向かいの一角、開店以来29年、地元で親しまれている「松鶴寿司」。ご主人の藤原守さんは、大阪の寿司仕出し屋で修行した後、33歳で独立してこの地に店を持ち、夫婦二人三脚で切り盛りしてきた。阪神・淡路大震災を乗り越えた店舗で、現在は跡を継ぐ息子の弘法さんとともにカウンターに立つ。毎日の仕入れの目利きと、仕込みにひと手間かけた職人の味が評判だ。お客も親子二代、長年の常連さんも多く、店内だけでなく仕出しや出前の注文に忙しい。一階はカウンターとお持ち帰りコーナー、二階は法事や宴会など集まりごとにちょうどいい座敷席。一人客から女性グループ、家族連れでにぎわう。
特上松にぎり3,000円。新鮮なネタに舌鼓。てっちりやかにちりなど鍋物も人気。
気軽に利用できるお持ち帰りコーナー。ここにも美しい生花が飾られている。