【神戸ひとマガジン】裕ちゃんを探せ！

御影ダンケのバターブレンドコーヒーは、店主の寺口さんが「自分自身が感動するおいしいコーヒーを作りたい」という思いから、試行錯誤の末、作り上げたオリジナルブレンド。厳選したコーヒー豆を独自の方法で焙煎し、直後にバターをしみ込ませて作る。コーヒーの苦みにバターが加わり、深くやわらかい独特の味わいを生み出す。ブラックでもほんのり甘くまろやかなコクは、唯一無二のここだけの味。1977年、28歳の時に店を持った。創業以来変わらぬ味だが、実は見えない部分で少しずつマイナーチェンジを繰り返しているそうだ。「全く同じものは飽きられるし、時代についていけない。基本は変えずに、変わっていくことが大切」。コーヒーをこよなく愛する寺口さんの進化は続く。