手紙に書かれた素直な気持ちは心に響きます」と言う村山順子さん。家事代行・おそうじサービス会社「ひまわりサービス」会長として活躍するかたわら、地域貢献事業「手紙のセミナー」を続けている。村山さんは会社設立時から行事や出来事、その時々に感じる思いを言葉に書いて伝え、それに応じるようにスタッフや知人も手紙を書くようになった。もっと多くの人に手紙の大切さを伝えたいと『心をつなぐ手紙のセミナー』を開催。そのきっかけは、ご主人から誕生日祝いに、とノートに綴られたメッセージだ。亡くなる一ヵ月前に書かれた「…活き活きとした順子さんをみるのが僕にとっても心うれしいものです…」その行間にこもる想いはずっと村山さんを支え続けている。「相手を想う気持ちで手紙を書くことが、自分もまわりの人にも生きる力になることを多くの人に伝えたい」という村山さんの思いは温かい言葉になって届けられている。