東灘区・昭和22年生まれ
高校卒業後、プロ野球球団からの誘いを断って大手製鉄会社に入社した経歴を持つ本山さん。「好きなことをしたい」と52歳で中途退職し、阪急御影駅近くで写真店を始めた。2001年から弓弦羽(ゆづるは)神社の境内で開いている「御影花びらまつり」の世話役を経て事務局を務める。来店する地域の人と会話をすることでその人の趣味や活動を知り、まつりに巻き込んできた。今では、灘の酒造りの唄、阿波踊り、インドネシアのバリガムラン踊りなどの発表の場としてもにぎわう。「もっと地域の人たちが交流できる場に」と輪をさらに広げていこうとしている。
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2012年夏号掲載