【神戸ひとマガジン】裕ちゃんを探せ！

少年野球はお父さんの地元デビューの場

商社勤務で海外赴任も含む転勤族だった秋山さん。北区北町に落ち着き、息子が少年野球を始めたのをきっかけに、コーチとして参加した。息子の卒業後も「子どもが主役、父兄が二番目、ＯＢは裏方」をモットーに、13年間にわたり部の運営にあたっている。箕谷少年野球部では「親子で楽しめるのは小学生時代だけ」と、親も参加。現場のコーチ、グランドの確保や整備、試合日程の調整、部費の会計、審判など、年代も職業も違う親たちが得意分野を受け持つ。当初は仕事が忙しいと消極的だった父親たちも子どもに負けないくらい元気に活動、親子ともどもチームの連帯感が生まれるという。父親も地域のコミュニティに参加してほしいと願う秋山さん、暖かいまなざしで子どもたちを見守っている。

箕谷少年野球部ホームページhttp://www.minotani-baseball.jp