北区・昭和13年生まれ
少年野球の指導に携わって37年。現在は箕谷少年野球部の技術担当顧問を任され「一番へたくそな子を見つけて上達させる」のが毎年の目標だ。教え子の卒業後も中、高の試合を見に行く人情家だ。指導で大切にしているのがチームワーク。子どもたちがバラバラに弁当を広げていると一緒になって食べるように言い、それは保護者の応援のあり方にも及ぶ。「チームがまとまればその分強くなる」との信念を貫く。かつて荒れ地同様だった大原山公園グラウンドをボランティアで整備、ごみひとつないグラウンドに生まれ変わらせた。「何事も徹底してやらないと気が済まない性格」で、世代を問わず地域の人たちから愛されている。