昭和27年生まれ
布を花びらの形に切り、染め、花を造る「染の花・優花集」を主宰。20歳の時に趣味で始めた習い事だが作る楽しさを知り、結婚後、子育て中もずっと創作を続けてきた。文化教室などで講師も務める。生花や写真を参考に、つぼみや新芽、おしべやめしべ、がくにいたるまで、それぞれの色や形、質感をていねいに再現。とにかく観察することが大切と、活け花展や絵画展に出かけたり、時には公園の植栽をまじまじと見つめることも。現在のテーマは万葉集。今年3月に公開異人館ラインの館で「万葉の花」展を開催し、自身の作品とともに生徒さんの作品も展示、好評を博した。「皆で楽しくがモットー。これからもいろいろな草花を作りたい」と語る。