【神戸ひとマガジン】裕ちゃんを探せ！

ふたりで始めたダイビング…夫婦の旅はこれからも

「40代までは仕事人間でした」という田中さんは57歳のときに、生き方を変え、奥様とともにやりたいことを実現するために薬品会社を早期退職。音楽・美術鑑賞を楽しみ、ダイビングや水泳を始めた。昨年6月にダイブマスター認定を取得したが、そのきっかけは、ダイビング中での奥様の事故だった。「人の生命を守るガイドの仕事の大切さやダイビングの安全について伝えたい」という思いはライフワークになった。童話出版が夢だった奥様の遺志を継いで童話と絵本を出版、その原画と田中さんの撮った海の写真展も計画中。「次はふたりで予定していた日本一周自転車の旅を」と未来を見つめる。

田中さんが発行した
絵本と童話の情報はこちら