兵庫区・昭和25年生まれ
溝渕さんの作るアクセサリーが仲間内で評判を呼び、本格的に仕事にしたのが平成19年11月のこと。息子・大介さんの会社「はっぴーすとーん」で扱う天然石を使い、お客さんと話をしながらイメージを膨らませ、直感で作り上げていく。没頭すると朝の3時、4時になることもあるそうで「1日30時間ほしいくらい」。お客さんに気に入ってもらい「運が上向いた」と言われることがうれしい。8年前、乳がんを患い手術。落ち込んだ時期もあったが「いつも笑顔を忘れずに」と自分に言い聞かせながら、前向きに趣味の書や木彫りに打ち込み、乗り越えた。天職に出会った今「家族や友人に支えられながら仕事ができる幸せ」をかみ締めながら充実の日々を送っている。