【神戸ひとマガジン】裕ちゃんを探せ！

神戸産の甘くて瑞々しい果物を届ける。

西区押部谷で果樹園「甘果園」を営む松下夫妻。かつて一帯は神戸ワインのぶどうの一大産地だった。平成９年に父から果樹園を引き継いだ松下さんも、神戸ワインのぶどうを契約生産を始めた。その後、収穫量制限により多品種栽培に切り替えることに。試行錯誤を重ね、今では183アールもの広大な果樹園で、さくらんぼ、桃、ぶどう、梨、柿など、年間を通じてさまざまな果実がたわわに実を結んでいる。「完熟で収穫し一番美味しい状態で届けるようにしています」。ホテルやレストランへの出荷も多いという。神戸のおいしい果物をより多くの人に味わってもらいたいと、丹精込めて育てている。