西区・昭和23年生まれ
子どもの頃から物作りが好きで、住んでいた淡路島の海岸に流れ着く流木でペンダントを作っていたという西村さん。陶芸を学ぶため京都府立陶工訓練校へ。卒業後は川上徹先生に師事した後、陶芸工場に勤務。陶芸教室を開きながら、多くの門弟を指導。独立後には兵庫県工芸作家協会展に9回入賞や、日本伝統工芸近畿展入選を毎年受賞するなど、実績を上げる傍ら、弟子の育成や生徒への指導も活発に。教えた生徒数は一万人を超えると言うのも驚きだ。また、いい作品には愛のエピソードがあると逸品が生まれるというのも味のある話だ。
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2010年夏号掲載