須磨区・昭和25年生まれ
技術畑の仕事から一転、模型店を開く傍ら、独学でレザークラフトを始めたのは27歳の時。小さい頃からものづくりが好きだったという佐藤さんは「柔らかさや温かさ、革はいろんな可能性を持っているんです」と新しい表現を追求している。バッグやアクセサリーのほか、世界的にも珍しい立体カービングなどオリジナルの技術も研究。その繊細さと技術の高さは本場アメリカでも認められコンテストでグランプリを受賞した。「アーティストでも職人でもなく、“ものづくり”を続けていきたい」と一枚の革から独自の世界を創造している。