西区・昭和10年生まれ
三宮に和洋食の店「ほめ・かぱか」を開いて12年。カウンターの大皿に盛られたおばんざいと新本さんとの会話を楽しみに、男女問わず幅広い年代のお客が集まってくる。故郷の四万十川上流で栽培された「あきたこまち」を玄米で仕入れ、毎日精米してから炊き上げるごはんの味は「甘くてしっとりしている」と評判だ。長年、須磨のレストラン「ワカミヤ」のママとして親しまれてきたが、店は震災後取り壊されることに。常連客の声に押され三宮に移ってきた。家に楽しい仲間がいつも集まってくる情景を歌ったハワイの曲が店名の由来。「やっぱり人が好き、料理が好き」と今日もエプロン姿で店を切り盛りしている。
新本さんのお料理は、ココで!
2010年秋号掲載