中央区在住・昭和22年生まれ
25歳の時にカイロプラクティックの道を志し、米国留学を経て神戸で開業した。そして今年4月、「第一、第二頚椎(けいつい)に触れるだけで全身を治療できる手技」に開眼した。授けられた手技を役立てたいと難病の人には無料で施術をしている。「ハードルが高いほど、かかってこいという意欲がわく」。仏教最高の経典とされる理趣教で「殺人より大きな罪」、貪(とん=むさぼる)瞋(じん=怒る)痴(ち=真理を知らない)を戒め、「人徳を磨く努力をすることを続けてきた」と語る。その博学ぶりと人脈を生かし、生田神社の池の浄化を果たし、現在は夏に向け、生田の森にホタルが舞う幅1m長さ50mの川を整備中だ。「これからは収束の人生。無で生まれてきたように無で終わりを迎えたい」と思案している。
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2011年冬号掲載