西区在住
趣味で習い始めた水彩画。その後「何を描くか模索しながら」油絵にも取り組み、平成12年に神戸二紀に入選。近年は年に一度個展を開く。青木さんの描く世界は、希望や不安、歓喜、悲哀…人生のさまざまな感情が垣間見える。描き手の心が全部現れるという作品はどれも我が子のように愛おしい。しかし、手元に作品はほとんど残さない。次の個展に向けて、また新たに一年かけて創作する。「描きたいテーマも気持ちも変化するから。人生を重ねていくように絵も変わっていくもの」と語る。「家事をして、友だちと遊んで…ふだんは普通の主婦」と笑顔を見せる青木さん。「物語り性のあるシュールな世界をもっと描いていきたい」。次回の作品展も楽しみだ。