須磨区・昭和19年生まれ
須磨寺近くのギャラリー喫茶。穏やかな笑顔で出迎えてくれたのは、店主であり詩人の福永さん。「女性にとって45歳は子育ても一段落して、人生のターニングポイント。自分らしい店を持ちたい」と、自宅を改装して開店した。当時は主婦の作品を発表したり、ディスカッションをするようなサロンは珍しく、新しい交流の場として注目された。以来、作品展や展示バザール、ミニコンサート、読書会など、さまざまなイベントを開催してきた。店名の「あいうゑむ」には、愛、哀、I(自己)、藍、会い...いろいろな「あい」を植えたい、という思いがこもっている。詩の語りや詩書展など自作の発表はもちろん、東北支援の活動にも力を注いでいる。
福永さんの詩書作品
イベント:宮城発「手のちから」神戸着「手を携えて」
福永さんに会うなら…ココ!
2012年冬号掲載