北区在住
「子どもたちと接していると、元気をもらえるんですよ」と話す山本恵津子さんは公文教室を始めて36年、何千人もの子どもたちの成長を見てきた。親子二世代が山本さんの教室に通っているというケースも少なくない。「どの子にも可能性があります。それを見つけて伸ばして行くのはほんとに楽しい」。ライフワークとして人を育てる仕事を続け、子どもを通して地域と関わってきた。現在は神戸のじぎくライオンズクラブの会長も務め、ボランティアなど活動の場を広げている。「今までいただいた力をお返しするためにも、皆様の元気をお手伝いしていきたいですね」と世代を越えて出会いを大切にする気持ちを伝えている。
2012年春号掲載